HIV検査について説明する男性

HIVに感染しているか心配の方は一度HIV検査をしてみましょう。今は病院に行かなくても自宅に簡単にできるHIV検査キットがあります。こちらではHIVに感染したか不安に思っている方にHIV検査についての説明をしていきます。

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かゆみがあったらHIV検査を!多発性筋炎でも注意

 かゆみはHIV感染の代表的なシグナルとされています。HIVに感染した初期は、インフルエンザのような症状が現れることもあり、皮膚のかゆみが現れることもあります。しかし、何の症状も出ないこともあるため、多発性筋炎など、特にHIV感染とは関係が認められていない疾患の場合であっても、自分で心あたりがあってHIV感染との関連を疑うような状況であったら、念のためHIV検査を受けておくのが望ましいでしょう。エイズを発症するまで、まったく感染に気づかなかったケースも相当数あるわけですから、感染が気になったらHIV検査を受ける、というのは非常に大事なことです。
 HIVウィルスはインフルエンザウィルスなどと比べて、それほど感染しやすいウィルスではありません。空気感染はしませんし、体液を通じて感染はしますが、ウィルスの感染力がさほどではないため、心当たりがあってHIV検査を受けても、感染していない確率はかなりあります。感染の可能性に気づきながら検査を先延ばしにしていても、その間は生きた心地がしないでしょうし、何もいいことはありません。検査の結果、感染していたとしたら、感染していたこと自体は不運ですが、エイズを発症する前に気づけたというのはかなり幸運なことです。現在は、感染初期から薬を服用すれば、かなりの確率でエイズになるのを防ぐことが可能になってきているからです。治療をせずにいれば、死に至る確率が極めて高い病気です。15年後にはエイズを発症するとされています。しかし、早期発見、早期治療ができれば、寿命をまっとうすることも可能です。治療薬は日進月歩ですし、やがて開発される薬を生かすためにも、適切な治療でHIVウィルスの増殖を防いでおくことが極めて大事です。