HIV検査について説明する男性

HIVに感染しているか心配の方は一度HIV検査をしてみましょう。今は病院に行かなくても自宅に簡単にできるHIV検査キットがあります。こちらではHIVに感染したか不安に思っている方にHIV検査についての説明をしていきます。

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真菌増殖による皮膚疾患になったらHIV検査を

  HIVに感染すると免疫が失われ、真菌が増殖して脂漏性皮膚炎になることがあります。HIV感染者が脂漏性皮膚炎を発症する割合は、3割から8割とかなりの高確率です。
 ただ、脂漏性皮膚炎になったからといって、必ずしもHIVに感染しているということにはなりません。四、五十代の男性は、HIVに感染していなくてもよくかかる疾患です。が、HIV感染がない場合の発症率は、3%~5%であり、やはり脂漏性皮膚炎はHIV感染のシグナルのひとつではあります。HIVに感染している可能性が考えられる場合は、ぜひHIV検査を受けましょう。
 HIVに感染すると、比較的初期に脂漏性皮膚炎になることが多いようです。この症状によって、感染に気づいたという例はかなりあります。HIV感染がなく健康体であれば、免疫の防御力によって、真菌が繁殖し続けることはありませんが、HIVに感染して免疫細胞が損なわれていたり、他の病気や疲労で免疫力が極度に低下したりした場合は、真菌の繁殖を止められなくなります。若く健康な人の免疫力がそこまで低下する原因としては、やはりHIV感染の可能性が最も高いと考えられます。脂漏性皮膚炎は一般的に、乳幼児や中高年の男性がかかりやすい疾患だからです。
 脂漏性皮膚炎にかかったことが判明したら、念のため保健所などでHIV検査を受けましょう。検査は完全な匿名で受けられます。遠くの保健所で検査することも可能です。検査は血液を腕から採取する方法で行われ、後日保健所にて結果が伝えられます。HIVだけでなく、肝炎や梅毒などの感染の有無もわかりますし、検査は無料です。HIV感染の早期発見は、予後に決定的な意味を持ちますので、早期に検査することが大事です。