HIV検査について説明する男性

HIVに感染しているか心配の方は一度HIV検査をしてみましょう。今は病院に行かなくても自宅に簡単にできるHIV検査キットがあります。こちらではHIVに感染したか不安に思っている方にHIV検査についての説明をしていきます。

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HIV検査場所は保健所一覧からクローン病は無関係

 免疫にかかわる疾患としては、HIVの他にクローン病がわりあい有名です。クローン病の原因ははっきりとはわかっていませんが、免疫反応が強く出すぎるためとも考えられています。免疫が強すぎるとクローン病やアトピー性皮膚炎、花粉症などを引き起こし、かなり深刻な状態となることもあります。蜂に刺された場合のアナフィラキシーショックでは死に至ることもあります。免疫反応が強く出過ぎるのは確かに問題ではありますが、免疫は体を外敵から守ろうとする働きであり、これが失われることは非常に危険なことです。人の体内はまったく無防備な状態となり、常在菌の繁殖にすら対抗できなくなり、やがては死に至ることになります。
 免疫を担う免疫細胞を死滅させ、免疫力を奪うのがHIVウィルスです。免疫細胞は細菌やウィルスなどと常に戦っており、病原体が体内に侵入してもその働きによって大事には至らずに済んでいます。HIVウィルスはこの免疫細胞の攻撃を巧みにかわすことができるという特徴を持っています。そのため感染したら、敵らしい敵がいないため、増殖していく一方となります。問題なのは、増殖して行く過程で免疫細胞を破壊してしまうことです。やがて免疫細胞は死滅し、その段階で人はエイズを発症し、そのまま放置すれば、約2年で死に至るとされています。感染してからエイズを発症するまでは、6か月から15年ほどのようです。現在は感染直後から治療をすれば、免疫細胞の破壊を抑えることができるようになっています。早期発見、早期治療が極めて大事となります。
 HIV検査は保健所で、完全に匿名で、無料で受けられます。最寄りの保健所でなくてもかまいません。保健所の一覧から自由に選んで、一刻も早く検査を受けることが望まれます。